当院の体外受精における治療実績(2022年8月~2023年2月)
当院は、2022年7月より体外受精を開始致しました。
このため、患者様の妊娠判定結果が多く集まるまでは、有効なデータにはならないと考え、今まで成績を公表してきませんでした。
ただし患者様からも当院の治療成績についてのご質問を多数頂くため、この度、半年のデータではありますが、成績を公表することと致しました。
当院で治療を行う上での参考となれば幸いです。
当院の体外受精における治療実績(2022年8月~2023年2月)
移植周期数 | 妊娠率※1 | 臨床妊娠率※2 | 流産率 | |
---|---|---|---|---|
~29歳 | 44例 |
84.1%(37例) |
75.0%(33例) | 12.1% |
30~34歳 | 84例 | 72.6%(61例) | 57.1%(48例) | 25.0% |
35~39歳 | 87例 | 57.5%(50例) | 50.6%(44例) | 25.0% |
40歳~ | 44例 | 52.3%(23例) | 29.6%(13例) | 30.8% |
全年齢 | 259例 | 66.0%(171例) | 53.3%(138例) | 22.5% |
1回あたりの凍結融解胚移植の成績となります。
移植時の胚(受精卵)の個数は全て1個です。
妊娠率※1: 妊娠判定陽性であった割合
臨床妊娠率※2: 超音波で子宮内に胎嚢が確認できた割合
以上です。
今まで長い時間お待たせし、診察にお付き合い頂いた全ての患者様に感謝致します。
我々スタッフ一同、患者様のお子様を持ちたいという希望に寄り添えるクリニックとして、今後も精進していきます。
院長 大野田 晋